「疲れた」の英語はこんなにある!関連表現もセットで覚えよう

みなさんこんにちは。

一日一回は「あー、疲れた・・・」とか、

「ホントこの仕事、疲れるわ」とか言ったりしませんか?

今日はそんな、現代人にとっては必修単語と言っても過言ではない「疲れた」に関する表現をいろいろと集めてみました。

 

「疲れた」のもっとも基本的な英単語は?

 

「疲れた」をあらわすもっとも基本的な単語はtired です。

I am tired.「私は疲れている」という意味ですね。

 

このtiredという単語ですが、もともと動詞でtire(疲れさせる)という単語が受け身になったもの。

「疲れさせられた=疲れた」というふうにできているんですね。

Point
同じような使い方をする動詞と形容詞の組み合わせはほかにもあります。

  • excite「興奮させる」⇒ excited「興奮させられた=興奮した
  • annoy「困らせる」⇒ annoyed「困らせられた=困った
  • surpirse「驚かせる」⇒ surprised「驚かされた=驚いた
など。
このルールを知っていると、文法問題を解くときに役に立つので一緒に覚えておいてくださいね!

また、Tiredは名詞を後ろにくっつけて、「疲れた○○」という風にも使えます。

tired eyes (疲れ目)
tired look(疲れた表情)

ちなみに、「~で疲れた」というふうに、疲れの原因とセットで言いたいときには

be tired from という言い方と、
be tired of  という2つの言い方があります。

be tired fromのほうは、どちらかというと「物理的・身体的な疲れ」を言いたいときに使います。

これに対して、be tired of「精神的な疲れ」を意味します。また、「~に飽きた」という意味にもなります。

例文
I am so tired from walking around all day.
(一日中歩き回って疲れたよ)

I am completely tired of doing the same thing over and over again!
(同じことを何度も何度もやって、すっかりくたくただよ!【もしくは、飽き飽きしたよ!という意味にも】)

 

「疲れた」をほかの英単語で言うと?

いつもtiredばかりを使うのも味気ないので、ほかの表現も少しみてみましょう。

こんな表現がありますね。

  • exhausted
  • weary
  • worn out

まず最初のexhaustedですが、これは「エネルギーを使い切った」という感じの「疲れた」です。

なので、ふつうにtiredと言うよりも、もっと疲れた感じがします。

日本語で言うなら「疲れきった」「へとへとだ」といった意味になります。

 

wearyについては、疲れてもうイヤだ!というニュアンスがあります。

肉体的な疲れにも、精神的な疲れにも使うことのできる単語です。

なお、先ほどのtiredと同じように、物理的な疲れにはfrom、精神的な疲れ(飽き)にはofをセットにして使います。

 

最後のworn out

これは熟語表現ですが、もともとの意味は「擦り切れた」ということ。

がんばりすぎて疲れた、という意味になります。

この熟語は受け身にしてbe worn outという形で使うのがポイントです。

実はこの熟語、上のwearyとセットにして、weary and worn out(くたくたのへとへと)みたいに使うこともできるんですよ。

 

それぞれの例文はこんな感じです。

例文

They exchanged exhausted smiles.
(彼らはお互いに疲れきった笑顔を向けた。)

I am weary of this endless discussion. Let’s get to the conclusion now.
(この終わりのない議論にはうんざりだ。もう結論を出そうよ。)

After travelling miles after miles, everyone looked totally worn out.
(何マイルも旅を続けてきて、みんな完全に疲れきっていた。

 

参考:「疲れ」という名詞も覚えておこう

そろそろ疲れてきました?笑

あともう一息、せっかくですので「疲れ」という名詞も覚えておきましょう。

先ほど出てきた単語の名詞形をまずは並べてみます。

  • tiredness
  • weariness
  • exhaustion

これらはすべて「疲れ」「疲労」と訳すことができます。ニュアンスの違いは上に書いたのと同じですね。

ですが、「疲れ」といってもっとも一般的に使うのはfatigueという単語です。
読み方は「ファティーグ」です。
※あえて、カタカナ表記にしています。

このfatigueと言う単語は人間の「疲れ」にも使えますし、たとえば金属疲労、というときの「疲労」にも使えます。

一方、なぜかこのfatigue、形容詞がないのが面白いところです。

初心者の方はざくっと、「疲れ」=fatigue, 「疲れた」=tiredというのをまずは押さえておくのがいいでしょう。

 

まとめ

「疲れた」をあらわす基本単語のtiredからはじまり、肉体的、精神的な疲れをいいたい場合の前置詞の使い分けや、疲労の度合いによる単語の使い分けまでをまとめました。

あまり毎日「疲れた」を連発するのも考えものですが、しんどいときはゆっくり休みましょうね!

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