重さや長さ、容量・体積などの「単位」の英語をマスターしよう

みなさんこんにちは。

今回は英語の日常会話で欠かせない、重さや長さ、あるいは容量や体積などの単位を表す英語について、基本を一気にお伝えします。

少しの単語とルールさえ覚えてしまえば楽勝ですよ!

長さに関する英語表現は?

まずは「長さ」からいきましょう。

長さの単位をあらわす英単語

長さの単位で日常使う単語で一番頻度が高いのは、「メートル」でしょうか。
英語だとmeter(イギリスではmetre)ですね。発音は「ミーター」です。

これを知っていれば、あとは楽。頭にいろいろくっつければOKです。

  • centimeter(センチメートル)
  • millimeter(ミリメートル)
  • kilometer(キロメートル)

といった感じですね。

参考
こうやって、ひとつの単語の頭にくっつけるパーツのことを「接頭辞」といいます。

接頭辞にはそれぞれ意味があって、centiというのは100分の1、milliは1,000分の1、kiloは1,000をそれぞれあらわします。

知らない単語の意味を推測するのにも便利ですので、併せて覚えておくといいですよ!

長さについて、特にアメリカではメートル法を使わず別の単語で言うことが多いですね。
たとえば、

  • inch (約2.54cm)
  • feet(約30.5cm)
  • yard(約91.4cm)

といった単語があります。ちょっとややこしいですが、一緒に覚えておきましょう。

 

ものの長さや幅の言い方は?

こういった単語を使って、ものの長さをいいたいときには最後に”long”をつけます。

例文
This plate is 20 meters long.
(この板は長さ20メートルです。)

 

なお、幅についていいたいときにはlongではなくwideをつかいます。

wideは「広い」という意味ですが、「横の長さ」「幅」という意味にもなるんですよ。

例文
The new train is 50 meters long and 5 meters wide.
(その新しい列車は長さ50メートル、は5メートルです。)

 

また、高さについていうときですが、ものであればhigh、人間の「背の高さ」ならtallをセットにして使います。

例文
Tokyo Skytree is 634 meters high.
(東京スカイツリーは634メートルの高さです。)
I am 170 centimeters tall.
(私の身長は170センチメートルです。)

 

重さに関する英語表現は?

では次に、重さに関する単語や表現です。

重さの単位をあらわす英単語

同じように、まずは重さの英単語についてもみていきましょう。

重さの英単語には以下のようなものがあります。

  • ton(ne)(トン)
  • kilogram(キログラム)
  • gram(グラム)
  • milligram(ミリグラム)
  • pound(ポンド;約453グラム)
  • ounce(オンス;約28グラム)
注意!
重さの「トン」はアメリカ、イギリスで異なります。
われわれが普通考える「1トン=1000キログラム」は正確には”one metric ton”といいます。
アメリカの「トン」は”US ton”といい、重さは約907キログラムです。
また、イギリスの「トン」は”imperial ton”で、約1,016キログラムに相当します。

 

ものの重さの言い方は?

長さの場合はうしろにlongをつける、という話をしました。

その理屈でいうと、重さの場合はうしろにheavy(重い)がくるのかな・・・と思ってしまいますが、実はそうではありません。

「○○は~キログラムの重さです」というときには主に2つ言い方があります。

 

まずは、「○○の重さは~キログラムです」という、日本語と同じ語順で考えるパターン。

もうひとつは、「~の重さがある」という意味の動詞の”weigh”を使うパターンです。なお、これは人の重さ(体重)にも使える言葉です。

両方とも、重さのうしろには何もつけません。

例文

The weight of this statue is almost one ton.
(この彫像の重さはほぼ1トンです。)

This machine weighs 200 kilograms.
(この機械は200キロの重さです。)

My baby weighs 4 kilograms.
(私の赤ちゃんの体重は4キロです。)

 

容量に関する英語表現は?

最後に、液体などの容量に関する表現です。

容量・体積の単位をあらわす英単語

容量や体積についての英単語について、基本的なものは以下のとおりです。

  • liter (イギリスではlitre。以下同じ)
  • kiloliter
  • milliliter

スペルがアメリカ、イギリスで違うことに注意しましょう。

 

小学校の算数で習った「デシリットル」(deciliter)はあまり使わないです。

あと、1リットルは1,000立方センチメートルですね。「立方センチメートル」は英語で”cubic centimeter”といいます。

 

また、リットル単位を使わない単語もたくさんあります。

基本的なところとして以下を覚えておくと便利です。

  • gallon(ガロン)
  • quart(クォート)
  • pint(パイント;約568ミリリットル)
注意!
またぞろこの話で恐縮ですが、アメリカとイギリスでは同じ単語なのにリットル単位で容量が違います・・・。

gallon=(US)約3.79リットル、(UK)約4.55リットルです。また、

quart=(US) 約0.95リットル、(UK)約1.14リットルです。

ホントやめてほしい・・・。

 

容量・体積の言い方は?

容量や体積についても、単位のうしろには何もつけません。

注意点としては、

「入れ物にどのくらい入るか?」という意味での「容量」には”capacity”という単語を使う

「中にどのくらい入っているか?」という意味での「容量・体積」については”volume”という単語を使う

ということです。下の例文で違いを確認しましょう。

 

例文

This tank has a capacity of 100 liters.
(このタンクは100リットルの容量がある(=100リットルまで入れられる))

The volume of water in the tank is 30 liters. So we need 70 liters to fill it.
(そのタンクに入っている水のは30リットルです。なので、タンクをいっぱいにするには70リットル必要です)

まとめ

単位の英語として、長さや重さ、容量や体積に関する単語と表現をご紹介しました。

覚えることはけっこうあるように見えますが、日常的に使う表現ですので、使いながらひとつずつマスターしていきましょう!

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