「表彰」を英語で何という?言えそうで言えない表現をマスター!

何かのコンテストで1等賞をとったり、入選したりという「表彰」に関する英語は意外と教科書にも載っていないですよね。
でも、日常会話ではときどき出てきます。

オリンピックやワールドカップもあれば、ノーベル賞や芥川賞なんかもありますよね。
そんなときどう対応していますか?

この記事では、「表彰」に関する英単語と基本的な関連表現を取り揃えています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

「表彰」って、英語でなんていうの?

まず、英語で「表彰」を表す英単語は何かご存知でしょうか?

これがなかなかパッと出てくる人は少ないのではないかと思います。

実は、「表彰」を意味する英単語はいくつかあります。
主なものですと、

  • citation
  • commendation
  • prize-giving

といったところがすべて「表彰」を意味します。

これらの単語はそれぞれ少しずつ意味が異なりますので整理してみましょう。

“citation”は「個人の功績が公的に称えられること」とか、「軍隊における表彰」という意味です。

次の”commendation”ですが、これは「他人から賞賛されるようなことをした人に、正式な栄誉を認めること」という意味になります。

そして、最後の”prize-giving”はそのまま、「賞を与えること」という意味です。

MEMO
これに加えて、「賞」という意味の、“prize”“award”という単語もあわせて覚えておきましょう。

では、「表彰する」、という動詞はどうでしょうか。

これもいろいろな言い方ができますが、以下のような言い方が一般的です。

  • cite
  • commend
  • give an award (a prize) to…

※名詞と同じように、citeは軍人の「表彰」という意味があります。

 

例文

▶ The soldier was cited for bravery.

(その兵士は、勇気を称えて表彰された。)

「表彰を受ける」は上の例文のように、先ほどのcommendやciteを受け身にして”be commended (cited)by…” という形にするか、”get (receive) an award from….”といえば通じます。

「表彰」に関連する英語表現・フレーズ集

それでは、続いて表彰に関連した主な英語のフレーズを例文つきでみていきましょう。

表彰状

「表彰状」は最初に出てきたcitationやcommendationを使ってもOKですし、「紙」というところに力点をおきたいのであれば“certificate of commendation”と言ってもOK。

気をつけたいのが、表彰状は1枚、2枚と数えられるので、かならず”a” を頭につけるということです。

例文

▶ Kumamon received a certificate of commendation at the Yuru Chara Grand Prix.
(くまモンはゆるキャラグランプリで表彰状をもらった。)

表彰台

「表彰台」は”podium”という単語をもっともよく使います。

ちなみにですが、指揮者などが上がる台も”podium”と言います。

なお、「表彰台に上がる」というのは英語で”reach the podium”とか、”earn the podium”と言います。

反対に「表彰台を逃す」は”miss the podium”です。

例文

▶ Usain Bolt earned the Olympic podium once again to win his second gold medal in the 100 meter splint.
(ウサインボルトは再びオリンピックの表彰台に立ち、100メートル走で2つ目の金メダルを獲った。)

表彰式

「表彰式」は”an awards (awarding) ceremony””a commendation ceremony”と言います。

関連して、トロフィー(a trophy)やオリンピック選手が頭にかぶせられる月桂冠(a laurel crown)というフレーズも覚えておくといいですね。

例文

▶ At the awards ceremony, the young pianist burst into tears for joy.
表彰式で、その若いピアニストはうれしさのあまり号泣した。)

社内表彰

「社内表彰」は“in-house award” (awardの代わりに prizeやcommendationでもOK)です。

このin-houseというのは、文字通り読むと「家の中の」と言う意味ですが、そこから転じて「自前の、社内の」といった意味になります。割とよく使うので一緒に覚えておくと便利ですよ。

例文

▶ He received an in-house award for his outstanding performance throughout the year.
(1年を通じた顕著な成績をたたえ、彼は社内表彰を受けた。)

まとめ

「表彰」という、日本語でよく使う割に英語表現が出てきづらいテーマをとりあげました。

基本英単語から関連するフレーズまでをひととおり概観しましたので、ぜひ使ってみてくださいね。

2 Comments

アバター あさ

commendation がなかなか覚えられなかったのですが、すごくわかりやすい文章で助かりました。
ありがとうございました。

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アバター だいすけ

あさ 様
コメントどうもありがとうございます!
お役に立てたようで何よりです(ブログやってよかったと思える瞬間です)。
またのぞきにきてくださいね。

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