みなさんこんにちは。
最近、たまたまトランプが好きな人と話す機会があって、
「そういえば、ポーカーの英語って、日本語と違うの?」
と訊かれることがありました。
同じものも多いのですが、「えっ、そんな言い方するんだ!」という表現もちらほら。
せっかくなので、もしかしたら同じように興味がある人がいたらと思いご紹介することにしました。
慣用表現にもつながる便利な言い方がいっぱいありますので、ぜひ一緒に覚えてくださいね!
ポーカーの英語基本表現
さて、ポーカーで使う用語というとどんなものが思い浮かびますでしょうか。
まず気になるのは、たとえばワンペアとかツーペアとかいう、ポーカーの「手」のことです。
これって、英語でなんていうかご存知ですか?
実は、「手」はそのまま”hand”です。逆に「手」という言い方が英語からきているんでしょうね。
「手」の一覧は以下のとおりです。日本語と少しだけ違います。
- ワンペア:a pair, deuce
- ツーペア:two pair
- スリーカード:three of a kind
- ストレート:straight
- フラッシュ:flush (flashではないので注意)
- フルハウス:a full house
- フォーカード:four of a kind (quadsともいいます)
- ストレートフラッシュ:Straight flush
- ロイヤルストレートフラッシュ:Royal flush(Straightは入らない)
では、「ブタ」はなんというでしょう。
(Pigではありません!)
通常、high cardといわれます。
なぜhighかというと、役がまったくないカード同士でも優劣をつけるケースがあり、その場合持っている一番いいカードを示す必要があるからなんだそうです。
あと表現として知っておきたいのは、ポーカーにつきものの「ハッタリ」でしょうか。
ハッタリをかますことを英語で”bluff”といいます。
I bet he is bluffing.というと、
「あいつ絶対ハッタリかましてるよー」という意味ですね。
ポーカーから学ぶ、英語の口語表現あれこれ
ポーカーをはじめ、トランプのゲームは歴史もあるため、英語表現の中にも慣用句のように出てくるものがいくつかあります。
もちろん、「ポーカーフェイス」はそのまま“poker face”です。
「ポーカーフェイスをする」というのは“put on one’s poker face”と言います。
(彼は自分ではポーカーフェイスを装っていると思っていたが、みんなには考えていることがバレバレだった)
あとは“play one’s best card”というのも一例でしょう。
「一番いいカードでプレーする」ということから、「切り札を使う」という意味になります。
(切り札を使う時が来たようだ。)
切り札、ということに関連して、何か「奥の手を隠している」ことを英語で
“Have a card up in one’s sleeves”といいます。
袖の下にカードを隠し持っている、という意味ですね。
We need to be careful when dealing with him; he may still have a card up in his sleeves!
(あいつと渡り合う時には気をつけろ。まだ何か奥の手を隠し持っているかもしれない)
また、“ace”(エース)という単語は動詞で使うと「満点、あるいは高得点を取る」という意味になります。
カジュアルな表現なので、友達どうしの会話で使う分にはOKです。
How did the exam go? — I aced it!
(試験はどうだった? バッチリだったよ!)
ちょっとしたときにこういう表現を使えると、英語のレベルがグッと上がりますよ。
最後におまけ。
英語で「トランプ」はtrumpではなく、”playing cards”と言います。
“Trump”というのは英語で「切り札」という意味。
ん、じゃ、あの大統領はアメリカの「切り札」なのか??
まとめ
ポーカーの基本表現から、英語の中に文化として根ざしているトランプに関連した表現までいろいろ見てみました。
一番いいのは、実際にネイティブの人とポーカーでもやってみることかもしれませんね。
英語の勉強にもなるし、何より盛り上がるので一石二鳥ですよ!
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